【徹底解説】インターネットの種類と特徴5つ紹介

今当たり前に使っているインターネットの光回線やモバイルWiFiは知ってるけどそれ以外は知らない方も多いと思います。光回線やモバイルWiFi以外いにもケーブルテレビ、ADSL、ダイヤルアップ・ISDNがあります。ADSL、ダイヤルアップ・ISDNはほとんど見なくなりました。今回は、こちらの5つの回線について徹底解説していきます。

目次

インターネットの種類

インターネットの速度が早い順にインターネットの種類を表をまとめてみました。

通信速度 接続方式
光回線 100Mbps〜10Gbps 光ファイバー
モバイルWiFi 1Mbps〜440Mbps モバイル通信
ケーブルテレビ 1Mbps〜320Mbps TVの同軸線
ADSL 1Mbps〜50Mbps 電話回線
ダイヤルアップ・ISDN 56Kbps〜128Kbps 電話回線

となります。光回線とモバイルWiFi、ケーブルテレビは聞いたことがあったり使っている方もいるんじゃにかなと思います。

ダイヤルアップ・ISDN、ADSLは昔からインターネットを利用している方でしたら、知っていたり使っていたという方もいるかも知れません。

この2つは、電話回線を使ってインターネットを利用するものになります。
ダイアルアップは終了している会社が多く、ISDNに関しては2024年1月にNTT東西のサービスは終了となります。

ADSLも今順次サービスを終了している会社が多く、2024年3月31日にサービスが終了する予定です。
なので、ダイヤルアップ・ISDN、ADSLを利用している方は、光回線などに乗り換えが必要になります。

インターネットの特徴

5つのインターネットの特徴とメリット・デメリットもセットで紹介します。

光回線

 

光回線とは光ファイバーを利用したインターネット接続サービス。通称FTTH(Fiber to the Homeの略)通信を光ファイバーで行うことにより、 安定した高速通信が可能。

また、IP電話サービスが利用でき、アナログ電話より安価な金額で固定電話を持つことができる。 現在ではパソコンだけではなくTVやスマートホンなどインターネットに接続できる機器が増えており、 大容量通信に適したサービス。

 

・自宅まで光ファイバー線を引き込み通信を行う為、安定した高速通信が可能。(100M~10Gbps)
・ダウンロードの速度はもちろん、アップロードのスピードも高速!
・お得なIP電話サービスがあり、固定電話を月額500円~利用できる。
・光ファイバー線を引き込む必要がある為、導入工事が必要。
・モバイル通信と比較すると料金が若干高い。(戸建タイプ・固定電話なしの場合)

モバイルWiFi

モバイル通信とは携帯電話の通信網を利用したインターネット接続サービス。現在では携帯通信網が発達し、LTE規格を利用した高速通信 サービスも提供されている。

提供会社毎に通信可能エリアがあり、場所によっては提供スピードが低下したり、通信できないケースもある。 外出先でインターネットを利用したい人向けのサービス。

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・通信エリア内であれば、場所を選ばす外出先でもインターネット接続が可能。
・工事が不要で契約したその日から利用ができる。
・比較的安価な金額で利用できる。
・携帯の電波を利用する為、建物内での利用時に通信が不安定になる場合がある。
・IP電話など固定電話、TVサービスの利用はできない。

ケーブルテレビ

 

ケーブルテレビ会社が提供するインターネット接続サービス方法で、FTTN(Fiber to the Nodeの略)ともいう。

宅付近のノードアンプ(電信柱)まで光ファイバー線を利用し、ノードアンプ(電信柱)から自宅までは同軸線(TVのアンテナ線)を利用する。 最大で320Mbpsの下りスピードを提供できるが同軸線を利用する為、 アップロード速度は最大10Mbpsと通信速度が光と比べると10分の1以下

 

・下りスピードは最大320Mbpsの高速通信(1M~320Mbps)※一部エリアにて光回線を利用する事で最大1Gbpsで提供中
・インターネットと電話サービスを契約することでスマートバリュー(auスマホの割引サービス)が利用できる
・下りスピードと比較すると上りスピードが遅い。
・TVや電話サービスなどとセット契約しないと料金が割高。
・プロバイダーは選択できず、ケーブルテレビ会社との契約となる。

ADSL

ADSLとは電話線を利用した高速インターネット接続サービス。

ダイヤルアップ・ISDNと比較すると通信速度は速く1~50Mbpsの通信が可能だが、周囲の環境やNTT局舎からの回線距離の影響を 受けやすくお客様宅の環境によっては通信速度が大きく低下する。

ADSLは2024年3月31日にサービスが完全に終了する予定です。

 

・既存電話回線を利用する為、宅内工事が不要。
・速度を気にしなければ、比較的安価な料金で定額インターネットが利用可能。
・設置場所の影響を受けやすく速度低下の可能性が高い(距離減衰等)
・IP電話も利用できるが、通話品質が悪い。(050の番号)
・ダウンロードの速度と比べ、アップロードの速度が遅い。

ダイヤルアップ・ISDN

ダイヤルアップ・ISDNとは電話回線を利用したインターネット接続サービス。通信速度は54Kbps~128Kbpsと非常に遅く、 現在のインターネット環境に適さない、会社によってはサービスが終了していることもあり、ユーザーは非常に少ない。

 

■ダイアルアップ

・既存電話回線を利用する為、宅内工事が不要。
・通信速度が遅い。(54Kbps)
・利用料金が従量課金制の為、高額になる可能性あり。
・インターネット利用中は電話が使えない。

■ISDN

・既存電話回線を利用する為、宅内工事が不要。
・電話とインターネットの同時利用ができる。
・1番号で同時に2通話できる
・通信速度が遅い(64~128Kbps)。
・定額制プランは5,000円程度と高額。(プロバイダ・通信料込)

まとめ

インターネット回線種類と特徴を紹介しました。ほとんどの方は、光回線かモバイルWiFiを利用していると思いますが、それ以外のインターネットを利用の方はこの機会に切り替えの検討をしてみてはいかがでしょうか。

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